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支持者らへのあいさつを終え、事務所を出る斎藤元彦氏(右)=2024年11月17日午後10時44分、神戸市中央区、田辺拓也撮影
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 17日に投開票された兵庫県知事選。県議会の不信任決議を受けて失職し、出直し選に臨んだ斎藤元彦氏(47)が再選した。有権者は何を思い、斎藤氏に投票したのか。当選が確実になった後、県内各地で尋ねた。

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 神戸市中央区の阪急神戸三宮駅前。スマホで斎藤氏再選のニュースを見ていた神戸市の男性医師(50)は「既得権益に対抗していると思った」からという。1千億円超とされる県庁舎の建て替え計画を斎藤氏が凍結したことを評価。行きつけの飲食店でゼネコン社員が「知事のせいで仕事がなくなった」と話していたのを聞き、「それはおかしい」と思ったという。

 神戸市の女性会社員(24)も「学校の設備を設置するなど実績を残している。各候補者の政策を見たが、斎藤さんがいいと思った」と話した。

 神戸市の男性会社員(46)…

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