弁当チェーン「ほっかほっか亭」を傘下に持つハークスレイ(大阪市)の青木達也会長兼社長(71)は15日の決算会見で、今年も複数回の値上げをしている弁当商品について「秋には値下げをしたい」との意向を示した。
同社によると、「ほか弁」の値上げは、コメや野菜といった原材料費の高騰や円安などが背景。商品のリニューアルに伴って複数回行っており、昨年度の値上げ幅は計15%ほど。今年度も「それに近い水準」になる見込みという。
定番の「のり弁当」は5月に税込み400円から460円になった。プラス50円だったライスの大盛りは6月からプラス70円になる。
青木会長は「原材料価格が上がった時は、商品も値上げさせてもらうしかない。ただ、条件が変われば、また値下げするのが消費者との暗黙の約束だ」と説明した。
値上げを繰り返しているもの…