セラピードッグ・ブラザーズとして活躍する「エース」(左)と「オル」=2025年6月23日、札幌学院大学

 セラピードッグの力を感じてもらおうと、28日、札幌学院大の大学祭でふれ合いの時間が企画されている。同大で活躍する2頭のほか、北海道ボランティアドッグ会の犬たちも参加する。

 札幌学院大では、2017年からセラピードッグを導入。「エース」が学生の心に寄り添っている。今年6月から甘え上手の「オル」も加わった。いずれも「ほえない」「かまない」「ハンドラーの指示を聞く」などセラピードッグの試験に合格したラブラドルレトリバーだ。

 これまでも例年大学祭でふれ合いの時間を設けてきたが、今年は江別キャンパスではなく、より多くの地域の方にとってアクセスのいい新札幌キャンパスで開催する。

 主催者で、同大学生相談室の卜部洋子カウンセラーは「高齢者の方や小さい子どもたちなど、地域の方にもセラピードッグの効果を感じてもらえたら」と期待する。

 ふれ合いは、午前11時から午後2時まで、札幌市厚別区厚別中央1条5丁目の札幌学院大学新札幌キャンパス1階コミュニティカレッジ教室で。

マイペースな「エース」(左)と「オル」上目遣いが得意な「オル」=2025年6月23日、札幌学院大学

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