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 バイデン米大統領が10日(日本時間11日)に行われた日米首脳会談で、11月の米大統領選をめぐり、「トランプ前大統領が勝つと自由と民主主義が終わってしまう。絶対に負けられない」という趣旨の発言をしていたことがわかった。

 日米関係筋が12日、明らかにした。

 バイデン氏と岸田文雄首相との首脳会談は、ホワイトハウスで約85分間行われた。会談で岸田文雄首相は、「今や日米は法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を先頭に立ってリードする立場にある」と指摘。自由と民主主義が世界中で脅威にさらされる中、引き続き米国のリーダーシップが必要なことや、日本も米国と共に責任を果たしていくことを訴えた。

首脳会談に臨み、握手を交わす岸田文雄首相(左)とバイデン米大統領=2024年4月10日午前10時57分、米ワシントン、岩下毅撮影

 この発言に対し、バイデン氏…

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