安倍晋三元首相が銃撃され亡くなってから丸2年の8日、安倍派を中心とした自民党の議員たちが安倍氏の墓や銃撃現場を訪れた。ただ、追悼は3グループに分かれ、領袖(りょうしゅう)を失ってまとまりを欠く同派の現在地が浮き彫りになった。
衆院当選1~4回の若手・中堅ら約20人は、山口県長門市にある墓所を訪れ、安倍氏の写真が飾ってある墓の前で手を合わせた。安倍派の福田達夫・元党総務会長や杉田水脈・元総務政務官らが参加した。
これとは別に、安倍派を中心とした二つのグループは奈良市の銃撃現場を訪れた。
安倍氏を「永久顧問」と位置…