落語家の露の団四郎(69)が来秋に三代目露の五郎を襲名すると、13日発表した。2025年10月24日の大阪・国立文楽劇場をはじめ、関西や東海で襲名披露公演を開く。
露の五郎は、江戸時代前期に京都で軽口ばなしなどを演じ、上方落語の始祖の一人とされる「露の五郎兵衛」由来の名跡。福岡県芦屋町出身の団四郎は1977年、後に二代目五郎兵衛を名乗った二代目五郎に入門した。
「言葉を直さなんだらネタ教えへんで」と厳しく指導された。朝、「おはようございます」とあいさつすれば「あかん。訛(なま)ってる」と、一言一言を直されたという。
二代目が得意とした怪談噺(…