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中国大会に進んだ広島県立賀茂高校=2025年8月7日午前11時49分、広島市中区加古町、大阪フォトサービス撮影

 第66回広島県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社など主催)が7日、広島市中区の広島文化学園HBGホールであった。高校小編成部門の26団体が演奏し、中国大会に進む2団体が選ばれた。

 広島県立賀茂高校は「カムイ~大地に宿る神秘」を演奏。部員らは実際にアイヌ文化を学び、曲への理解を深めたという。同校2年の進藤明日花さんは「緩急のある曲で、なだらかな曲調の部分は心をこめて温かく演奏しました。中国大会では今年のメンバーで演奏できることに改めて感謝をし、すてきな音楽を客席に届けたい」と話した。

 広島女学院高校は2年続けて中国大会へ。2年生の岡崎智美さんは「去年の中国大会は銅賞で悔しい思いをした。今年こそ金賞を狙います」と力を込めた。

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 成績は次の通り(◎=中国大会出場団体)。

 【高校小編成部門】金賞=桜が丘、福山葦陽、◎賀茂、県広島商、熊野、戸手、皆実、◎広島女学院、広島工大

▽銀賞=安芸府中、尾道商、高陽東、清水ケ丘、宮島工、尾道東、五日市、日彰館、尾道北、呉宮原

▽銅賞=吉田、呉商、市広島商、三次、可部、三原東、総合技術

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