「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」を見る俳優の綾瀬はるかさん=2025年8月8日午前9時49分、東京都目黒区、友永翔大撮影

 俳優の綾瀬はるかさんが8日、東京都写真美術館(目黒区)で開かれている原爆投下直後の広島を記録した写真展「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」を訪れた。

 写真展は、中国、朝日、毎日の3新聞社と中国放送、共同通信社が主催。1945年8月6日の原爆投下直後から、カメラを手に焦土を歩いた写真記者や市民らによる写真162点などを公開している。

 広島市出身の綾瀬さんは、民放の報道番組などで戦争体験者や被爆者に話を聞いてきた。展示を見て、「当時の写真がきちんと残されているのは、すごいなと思う。改めて写真を見ることで悲劇さを感じるし、どの写真を見ても、なんでこんなことが起きたんだろうと悲しい気持ちになる」と語り、「二度と核兵器を使ってはいけない。戦争が絶対に起きちゃいけないものだとまた感じました」と力をこめた。

 写真展「ヒロシマ1945」は17日まで。月曜休館(月曜が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)。入場料は一般800円、65歳以上500円、大学生以下無料。

 綾瀬さんが見学した様子は、TBSの戦後80年特別番組「なぜ君は戦争に? 綾瀬はるか×news23」(14日午後10時)で紹介される。

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