下田―浜松日体 八回裏、1点を追う浜松日体は岡本拓が右中間にランニングホームランを放ち、二塁走者に続いてかえり、逆転=2024年7月6日午後4時27分、草薙、大海英史撮影
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 (6日、高校野球静岡県大会1回戦 浜松日体2―1下田)

 1点を追う八回裏の逆転劇だった。浜松日体は下田の石坂天投手(2年)の切れのいい変化球を打ちあぐね、ゼロを重ねていた。

 「低く鋭い打球」を意識して岡本拓也選手(3年)が右中間に放ったライナーは勢いよく転がり、同点の二塁走者に続いて本塁にすべりこんだ。

 次の対戦校は好投手小船翼投手(3年)を擁する知徳だ。「下位打線がつないで足をからめて上位で返したい」。逆転の勢いで強豪に挑む。

 一方の下田は、石坂投手を3年生がもり立てた。残る1、2年生は7人だが、石坂投手は「来年は仲間でもっと強くなりたい」と誓った。(大海英史、上田雅文)

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