韓国総選挙2024 「分断と葛藤」の足元で デザイン・朝岡遊
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 韓国総選挙(10日投開票)前の最後の日曜日となった7日。「代表がいらっしゃいました!」。ソウルの住宅街に進歩(革新)系最大野党・共に民主党の李在明(イジェミョン)代表が駆けつけると、約10台のスマートフォンが一斉に取り囲んだ。政治専門のYouTuber(ユーチューバー)らだ。李氏による応援演説は生配信され、視聴者からの「演説最高」といったコメントが相次いだ。

 今回の総選挙では、YouTube(ユーチューブ)の影響力が急速に高まっている。総選挙を取り上げる政治チャンネルは乱立しているが、保守系と進歩系に二分されており、100万人超の登録者を抱える人気チャンネルも少なくない。

韓国総選挙2024 「分断と葛藤」の足元で

韓国で4月10日、国会議員の総選挙が実施されます。2年前に発足した尹錫悦政権に対する「中間評価」となりますが、有権者はどんな思いで韓国社会の現状を見つめているのでしょうか。現場から3回に分けて報告します。

 「テレビなんかうそばっかり…

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