ろうそくを見つめる生徒たち=2025年5月20日午後1時55分、高松市一宮町、斉藤夏音撮影

 看護科がある香川県立高松南高校で20日、看護師を志す決意を表す戴帽(たいぼう)式があった。式に臨んだ生徒34人は6月から県内の病院で実習を行う。

 厳かな雰囲気の中、行われた式で、生徒らは県内の病院に勤める看護部長からナースキャップを授与された。その後、ろうそくを手にナイチンゲール誓詞を唱えた。

 代表で宣誓した尾崎花凪(はな)さん(16)は「初めての実習で大変なところも多いと思うけど、元気に笑顔で患者さんに接して頑張る」と話した。

 公文洋教頭によると、ナースキャップは、現場に出る覚悟と実際に働くことへの意志の象徴だという。公文教頭は「看護への志を強めてほしい」と期待した。

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