福島県いわき市のいわき信用組合(いわ信)が組織的に、経営状態を装うために預金者の名義を使って無断で多くの口座を作っていた疑いが明らかになった。組合員からは「隠し事をせず、明らかにするべきだ」といった声が聞かれた。
市内で宿泊施設を経営する70代の男性は、親の代から50年ほど、いわ信を利用している。「信用していたから、話を聞いてびっくりした。自分の名義が使われているのかどうか、心配なので早く知りたい」。そのうえで「客のことを第一に思うなら隠し事をせず、真実を自分たちで客に明らかにするべきだ」と話した。
経営する会社のメインバンク…