パレスチナ自治区ガザで2024年4月18日、イスラエル軍の攻撃を受けた自宅建物のがれきの上に座り込むパレスチナの女性たち=ロイター
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 米ABCなどは、米当局者の話として、イスラエルが現地時間19日早朝に、イランに対して攻撃したと報じた。シリアのイラン大使館がイスラエルによるとみられる空爆を受け、革命防衛隊の准将ら7人が死亡し、イランが350以上のミサイルや無人機で直接攻撃をしたことへの報復とみられる。

 イスラエルが攻撃を続けるパレスチナ自治区ガザや、ヨルダン川西岸の人たちは、今回の攻撃の前にあったイランの攻撃をどうみていたのか。

 「大きな喜びを感じた。その後の国際社会の反応に腹が立った」

 ガザ最南部ラファで避難生活を続けるハッサン・サトリさん(44)は電話取材にそう話した。イランが攻撃した14日深夜、ミサイルと思われる光を夜空で見た。いつもと違うことが起きた――。それがイスラエルへの攻撃と後から聞いた。

 自分たちは空からいつも攻撃…

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