福島市の先達山で工事が進む大規模太陽光発電施設(メガソーラー)をめぐり、事業会社が地元の地区に金銭を提供していたことがわかった。管理業務を委託されているエネルギー会社Amp(本社・東京)が13日、市民団体が市内で催した説明会で明かした。関係者によると、2千万円弱の提供を受けた地区もあるという。
事業会社「AC7合同会社」による金銭提供を示唆する記述は、市民らでつくる「先達山を注視する会」(代表・松谷基和東北学院大教授)が、林地開発許可を出した県に情報公開請求した関連資料の中にあった。地元で実施された説明会の議事録に「事業に同意していただけるのであれば(略)●(開示時に黒塗り)万円/年間というご提案をさせていただきます」と記されていた。
13日の説明会には、Amp…