あるオンライン英会話教室で講師として働くフィリピン国籍の女性(24)は、3年間で10回以上、セクハラを経験している。
相手はすべて日本人だった。40~60代くらいの男性が中心で、20代くらいの生徒もいたという。
ひどい時には「あなたの国に行ってホテルを予約する。売春婦は嫌だから」という言葉を浴びせられた。
画面越しにわいせつな行為をしているような生徒の声が聞こえたこともあったという。
女性が「教室は英語を学ぶためのものだ」などとたしなめると、授業に低評価を付ける生徒もいたという。
「すごく気分が悪くなった。あきれて何もできず、怒りをぶつけることもできなかった」
女性はそう振り返る。
オンラインの英会話教室で、日本人生徒による外国人講師に対するハラスメントが横行しています。運営会社や識者にも実情や対処法を取材しました。
女性の訴えに運営会社は
女性によると、運営会社側に…