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目録と完成予想のパネルを手に持つ照ノ富士(左)と山中竹春市長=横浜市役所

 相撲好きの子どもを増やそうと、横綱・照ノ富士が相撲場を横浜市港北区の新横浜公園内に整備し、市に寄贈する。横浜市役所で8日、目録の贈呈式があった。

 照ノ富士から目録を受け取った山中竹春市長は「全国で初めての寄贈先に選んでいただきありがとうございます。子どもたちの成長の場になることを願っています」と感謝した。

 照ノ富士は「強い関取が横浜市から出ることを楽しみにしています」と話した。相撲ファンの裾野を広げるため、今後も全国各地に相撲場をつくっていくという。

 報道陣の取材に応じた照ノ富士は、横浜を選んだ理由について「近いからよく遊びに来ていた縁もあった」と説明。「土俵をうまく活用して相撲を学べる環境をつくるのが一番大事。できる限り顔を出して子どもたちとふれあいながら相撲に興味を持ってもらいたいと思っている」と話した。(井石栄司)

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