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大学生の説明中、小学生たちは盛んに手を上げ、環境のためにできること、していることを発言していった=2024年6月5日午前9時13分、東京都新宿区西新宿四丁目
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 「環境の日」の6月5日、早稲田大学のサークル「環境ロドリゲス」が西新宿小学校(東京都新宿区)の4年生を相手に、マイクロプラスチック問題を学ぶ出前授業をした。コロナ禍でしばらくオンライン活動を強いられ、出前授業は4年ぶり。魚役となった子どもたちは、食物連鎖でマイクロプラスチックが「濃縮」していく過程などを学んだ。

 床に散らばったプラスチック片を、小魚役の子どもたちが袋に詰める。小魚役をアジ役の子が、アジ役をマグロ役の子が食べていくと、最終的にマグロ役のプラスチック片は数百にふくれあがった。

 すかさず、大学生が声をかける。「食物連鎖の末、私たちが日常生活で飲み込むプラスチックはクレジットカード1枚分という研究結果もあります。給食に毎週カードが出てきたら、いやだよね」

■「プラスチックって悪者なの…

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