「生理痛で勉強に集中できない」「受験に重なったらどうするか」。受験シーズンに向けて、そんな不安を抱える女子生徒たちがいる。対策の一つとして、医師は中高生らに早期に婦人科を受診することを呼びかける。
「生理なんていらないのに」
そう話す神奈川県内の公立高校3年の女子生徒(18)は中学生のころから、生理の時期の様々な症状に苦しんできた。
手足などが冷え、冷房の効いた教室ではひざかけやカーディガンがないと過ごせない。おなかの痛みは「内臓の壁をはがされている」ような気分になり、授業に集中できない。休み時間に友人と話す気力もなく、机に突っ伏してやり過ごす。
母が見つけたクリニックで
片頭痛がひどいときは横にな…