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ウクライナ復興会議に合わせてブースを出した田川産業。行平史門社長がウクライナ人のビジネスパーソンに事業内容を説明していた=2025年7月10日、ローマ、藤原学思撮影
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 日本企業の間でウクライナ進出の機運が高まっている。ロシアによる全面侵攻は続いているが、日本ならではの貢献をしたいと考えている企業も多い。ただ、安全の確保は容易ではなく、長期の事業計画が立てにくいといった課題も残る。

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 ローマの会議場で10日、田川産業(福岡)の行平史門(ゆきひらしもん)社長(38)が事業の内容を紹介した。11日まで開かれた「ウクライナ復興会議」に合わせ、会場にブースを出した。

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