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強盗被害の現場となった住宅付近で、足跡を採取する群馬県警の捜査員=2025年1月18日午前10時59分、群馬県伊勢崎市韮塚町、中沢絢乃撮影
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 18日午前3時45分ごろ、群馬県伊勢崎市韮塚町の農業男性(76)から、「縛られた。『お金、お金』と言われてお金をとられた」と110番通報があった。

 群馬県警伊勢崎署によると、自宅2階で男性が妻(72)と就寝中、目出し帽姿の男3人が突然、室内に侵入してきたという。男性は口をふさがれもみあいになったが、コードのようなもので手足を縛られたうえ、刃物のようなものを突きつけられた。男3人は室内を物色し、現金と携帯電話を奪って逃走したという。男性と妻にけがはなかった。

 県警は相次ぐ闇バイトによる強盗事件の可能性もあるとみて、捜査している。

 被害者の男性宅の近くに住む親族の女性は、18日午前7時ごろに事件を知ったという。自宅のインターホンが鳴ったため出ると、警察官と一緒に立っていた男性が「携帯を取られちゃったから連絡がつかなくて」。

 女性は突然のことに驚き、「まさかこんなに近くでこんなことが起きるなんて思ってもいなかった。早く犯人が捕まってほしい」と話した。

 現場は、JR伊勢崎駅から南西に約3キロにあり、近くには住宅も複数ある。

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