半世紀近い歴史をもつ「取手少年少女合唱団」が6日、「第1回」と銘打った定期演奏会を取手市民会館(茨城県取手市東1丁目)で開催する。団主体で行う大規模なイベントに団員たちは張り切っている。
同合唱団は1981年に結成された。音楽を通じて子どもたちの豊かな心を育めるように「みんなで、楽しく」をモットーに活動中。現在は4歳から19歳までの男女合わせて20人の団員が参加する。
団長兼指導者でソプラノ歌手の若井有里亜さんによると、これまで市民合唱祭などのイベントには参加してきたが、団中心の大規模な演奏会は行ったことがなかったという。
若井さんはねらいについて、「ゲストではなく、自分たちがメインで演奏会を行うというのは子どもたちにとって大きな刺激であり、自信と成長につながると思います。今後も2回、3回と続けていければ」と話す。
当日は弦楽器とパーカッションのプロ奏者がゲストで登場。団員たちはディズニーの名曲やジブリソングなどを披露する。若井さんは「素晴らしい子どもたちの声で、歌と音楽の素晴らしさを感じてもらい、観客の方々に元気を届けたいです」と期待する。
6日は午後1時半開演。入場料は500円、高校生以下無料。未就学児OK。全自由席。