テンポに合わせて息を吐くブレストレーニングをして大会に備える千葉市立大椎中学校の生徒たち=2025年9月13日、千葉市、宮下晶撮影

 宇都宮市文化会館で開催中の東関東吹奏楽コンクール(東関東吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)は、14日に小学生部門が行われる。また、20日には水戸市民会館で中学生B部門がある。千葉県からは小学生部門に12団体、中学生B部門に10団体が参加する。中には10年ぶりの久々の出場や初めての舞台というチームも。それぞれに強い思いで臨む学校に注目した。

「やれる、やるしかない」でつかんだ 市川市立信篤小

 10年ぶり。久々に東関東大会を手にしたのが、市川市立信篤小学校だ。

 78人が吹奏楽部に所属し、5、6年生を中心として47人が出場する。

 7月21日の県大会。会場の県文化会館では、県代表に選ばれた団体が次々に読み上げられた。

 「金賞は取れた。呼ばれる可能性は十分ある」と信篤小の児童たちは期待して待った。

 「市川市立~信篤小学校」…

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