モンゴルを訪問中の天皇、皇后両陛下は8日、滞在3日目を迎えました。この日、両陛下はウランバートル市中心部にあるスフバートル広場で歓迎式典などに臨みました。
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広場に到着した両陛下は、民族衣装を着た児童から花束を受け取り、天皇陛下はモンゴルのフレルスフ大統領のエスコートで儀仗(ぎじょう)隊の栄誉礼を受けました。広場には、モンゴル帝国を建国したチンギス・ハーンの巨大な像があり、人気ドラマ「VIVANT」のロケ地です。また、戦後に旧ソ連によって抑留された邦人が建設に関した施設です。
政府庁舎では、賓客応接用のゲル(伝統的な移動式住居)内でフレルスフ大統領と会談しました。
午後には、抑留された日本人を慰霊する「日本人死亡者慰霊碑」を訪問。供花、黙禱(もくとう)後に遺族関係者と懇談しました。
夜には、大統領主催の晩餐(ばんさん)会に臨みました。おことばのあと天皇陛下はビオラを披露し、馬頭琴の伴奏に合わせて演奏しました。
8日の様子を写真で振り返ります。