〈解説人語〉ダライ・ラマ14世 「輪廻転生」存続へ

〈解説人語〉ダライ・ラマ14世 「輪廻転生」存続へ

 チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ14世が、「輪廻(りんね)転生」制度を続けることを表明しました。自身の「生まれ変わり」が後継者になる仕組みですが、チベットを統治する中国政府の意向もあり、先行きは不透明です。

 ダライ・ラマ14世とはそもそもどんな存在なのか。伝統的に続いてきた「転生」を、あえて続けると宣言した理由は。そして、中国政府はどう対応するのでしょうか。

 この件を取材した、南アジア担当特派員の石原孝・ニューデリー支局長が解説します。

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