〈解説人語〉ドクさんが語ったこと ベトナム戦争50年、癒えぬ傷痕
- 【連載初回】サイゴン陥落の日、私は官邸に突入した 元戦車兵が刻む分断の記憶
ベトナム戦争が終結してから、4月30日で50年になります。
米国も軍事介入し、最大約300万人が犠牲になった悲惨な戦争は、戦火を生き延びた人々のみならず、戦後生まれの世代にも深い傷痕を残しています。
半世紀を経ても残る課題と、日本や世界が学ぶべき教訓とは。「ベトちゃんドクちゃん」として、日本でも知られたドクさんの近況を取材するなど、大きな節目を迎えたベトナムをつぶさに見てきたハノイ支局長の大部俊哉記者が解説します。