〈解説人語〉米ロ首脳、部分停戦で合意も…「何一つ前に進んでいない」

〈解説人語〉米ロ首脳、部分停戦で合意も…「何一つ前に進んでいない」

 ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談し、一時的な部分停戦で合意しました。

 ただ、米国とウクライナが合意した30日間の即時停戦案については、プーチン氏が合意しませんでした。このため、本格的な停戦に向けては「何一つ進んでいない」と元モスクワ支局長の駒木明義・論説委員は指摘します。なぜなのでしょうか。

 プーチン氏が、エネルギーインフラへの攻撃停止を受け入れた狙いは何なのか。ロシアが示した、本格的な停戦への「とても越えられないハードル」とは。駒木論説委員が解説します。

元モスクワ支局長の駒木明義論説委員による解説人語のテキスト版は、以下からご覧いただけます。

――トランプ氏とプーチン氏がウクライナ侵攻をめぐって電話協議をしました。どんな内容だったのでしょうか。

 一つ合意として発表されたの…

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