大リーグは19日、開幕カード「カブス―ドジャース」の第2戦が東京ドームであり、ドジャースが6-3でカブスを下し、開幕2連勝を飾った。ドジャースの大谷翔平が今季初アーチを放った。
プロ野球・ロッテから加入したドジャースの佐々木朗希が先発マウンドに上がり、メジャーデビューを母国で果たした。3イニング1失点でマウンドを降りた。
前日の第1戦で2安打した大谷は、2戦続けて「1番・指名打者（DH）」で出場。一回の第1打席で初球を振り抜くと、打球は高く舞い上がったが、左飛に倒れた。
その裏、佐々木の初球は160キロのストレートでボール。この打者を左飛に抑えた。
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続いて対戦したのは、「2番・DH」で出場の鈴木誠也。空振り三振に仕留めた。この回、佐々木はカブス打線を三者凡退に封じた。
二回表、ドジャースは長打や相手バッテリーのミス、犠飛などで2点を奪った。
佐々木は二回裏、2四球を与えて1死一、二塁のピンチを招いたが、後続を断った。
三回、大谷の第2打席は一ゴロだった。続く2番エドマンの左越えソロ本塁打でドジャースは追加点を奪った。
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佐々木はその裏、初安打（内野安打）を許し、2番鈴木らに3者連続で四球を与えて押し出しで1点を失った。その後は2者連続三振でこの回をしのぎ、交代となった。
四回表、ドジャースはE・ヘルナンデスが2ランを放った。
カブスは四回裏、1点をかえしてなお2死一、二塁のチャンスを迎え、鈴木が打席に。しかし鈴木は空振り三振に倒れた。
五回表、大谷は1死走者なしで打席に立ち、右中間に今季初本塁打を放った。
その裏、カブスは1点をかえした。
鈴木は開幕2試合ヒットなし
六回、鈴木の第4打席は三ゴロだった。
七回、大谷の第4打席は申告敬遠だった。
九回1死一、二塁で大谷がこの試合5度目の打席に。四球を選んだ。
その裏のカブスの攻撃で、鈴木は空振り三振に倒れた。
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第1戦はドジャースが4―1でカブスに逆転勝ち。先発の山本由伸が5回3安打1失点で勝利投手になった。日本選手が開幕戦で白星を記録したのは、2019年の田中将大（ヤンキース）以来。カブスの先発、今永昇太は4回を無安打無失点に抑える好投を見せた。
日本で大リーグの開幕カードが行われたのは、イチローが所属していたマリナーズがアスレチックスと対戦した19年以来。
