岸田文雄首相が記者会見し、自民党総裁選に立候補しない考えを表明しました。首相はどう語ったのか。政界の反応は。タイムラインで速報します。
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13:00
茂木幹事長「政権は厳しい状況だったが、極めて残念」
自民党の茂木敏充幹事長は、岸田文雄首相が9月の党総裁選に立候補しないと表明したことを受け、「政権として厳しい状況に置かれていたことは事実だが、極めて残念だ」とのコメントを発表した。
岸田政権の発足初期から幹事長を務めてきた茂木氏は、防衛力の強化や少子化対策を挙げ、「(岸田政権は)大きな政策決定を行い、実行に移してきた」「内政、外交両面で確かな実績を残してきた」と評価した。
一方、首相の不出馬については「総理を退任されるという大変重い決断であり、総理ご自身の判断を重く受け止めたい」とした。
茂木氏は総裁選への立候補に意欲を示しており、その動向が焦点となっている。
12:35
米メディア「不人気政権から脱したい党内圧力に屈した」
岸田文雄首相の自民党総裁選不出馬を、米メディアも相次いで速報した。ニューヨーク・タイムズ紙は、日本時間午前11時12分に「岸田首相退任へ」の見出しで、複数の日本メディアを引用して速報。不人気な政権から脱したい自民党内の圧力に屈した、と分析した。
ワシントン・ポスト紙も「岸田首相、来月辞任」の見出しで速報した。岸田氏の支持率が一部の世論調査で15・5%と歴史的な低さを記録し、別の調査では70%が辞任を求めたことなどを理由に挙げた。岸田政権の成果として、防衛費の大幅な増額や、米国との安全保障協力の緊密化、日韓関係の改善などを列挙した。
岸田氏は4月、国賓待遇で米…