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いすゞ自動車のロゴ=2019年10月24日、東京都江東区
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 トラック国内最大手のいすゞ自動車は3日、一定条件下で無人運転ができる自動運転「レベル4」のトラック・バス事業を2027年度に始めると発表した。30年度までに関連事業を含めて3500億円を投資する。実現すれば、トラック運転手などの長時間労働規制の強化による「2024年問題」の解消に弾みがつきそうだ。

 いすゞはこれまで、自動運転のソフトウェアを手がける企業などに出資してきた。福岡空港などでバスの実証実験を重ね、運転者が補助的に乗車する「レベル2」までは達した。今春には専門の部署を立ち上げて開発を急いでいる。

■社長「開発にはまだ時間がか…

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