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宮古島で発見されたサキシマハブの死骸=沖縄県提供
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 沖縄県は4日、宮古島で毒蛇の「サキシマハブ」の死骸が見つかったと発表した。宮古島はハブがいない離島として知られているため、県は本格的な観光シーズンを前に注意を呼びかけている。

 県によると、宮古島市・平良(ひらら)港の埠頭(ふとう)で3月30日、作業員がコンテナを動かしたところ、地面との隙間で死骸を見つけた。全長44センチ、体重12.7グラムで、生後1年6カ月ほどの若い個体だという。

 ハブは沖縄や奄美群島に広く分布するが、生息する島としない島がまだらに存在することが知られている。宮古島は、ハブが生息しないとされる島のひとつだ。

 ハブの不思議な分布は、琉球…

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