現在の1070形電車=2023年6月7日午前8時21分、高松市太田下町、福家司撮影

 高松琴平電気鉄道(ことでん)は7月5日、同社で営業運転する電車としては最古で、来年にも引退する1070形電車の4両編成での特別運行を実施する。あわせて、有料の撮影会も開く。

 現在は1070形だけでの運転は実施していないが、この日は同形のみの4両編成で、琴平線の定期列車として7本運行される。

 うち2両は7月の最後の全般検査に合わせて、ことでんで走り始めた当時の塗装ファンタンゴレッドに復刻される予定で、現在の琴平線の塗装コーンイエローによる4両編成での運行は、今回が見納めになるという。

 撮影会は運転終了後、高松市の仏生山検車場で開催。1070形4両と1080形2両を撮影できる。午後6時からと午後7時10分から、各回1時間で定員各50人。参加費は1万円。申し込みは同社ホームページの申し込みフォームから。30日午前9時締め切り。応募多数の場合は抽選。

 ことでんは1070形の引退に関連してイベントのアイデアを募集しており、これは寄せられた案をもとに決まったという。

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