愛媛県今治市のご当地グルメ「今治焼豚玉子(やきぶたたまご)飯」が、山崎製パンの「ランチパック」の新商品として今月発売された。中国・四国地方を中心に12月末まで販売する。

 今治焼豚玉子飯は、ご飯に焼き豚と半熟の目玉焼きをのせて甘辛いタレをかけた地元自慢の味。2017年に兵庫県明石市で開かれた「西日本B―1グランプリ」で1位に輝いた。

 市i.i.imabari!推進課によると、若手の市職員でつくる「まちなか魅力創生プロジェクトチーム」が昨年度、「ご当地もの」のランチパックに力を入れる山崎製パンに商品化を提案。豚ひき肉とたまごのフィリング(具材)を食パンで挟んだ「ランチパック今治焼豚玉子飯風」を同社岡山工場(岡山県総社市)が開発した。甘辛い味付けを再現するため試作を繰り返したという。

 パッケージには今治港周辺で月2回日曜日に開いている「せとうちみなとマルシェ」のwebサイトにつながるQRコードがついている。参考価格税抜き170円。(森嶋俊晴)

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