福島県会津地方の湯川村は2日、ふるさと納税の返礼品として用意していたコシヒカリが、受け付け7日目で予定数量の100俵に達したと発表した。さらに100俵を追加して受け付けを続ける。
- 受け付け3日で88%が「売れた」
1万4千円以上を寄付すれば、秋に収穫する湯川村産のコシヒカリ5キロが返礼品として贈られる。2年前は同額で10キロだったが「返礼品の調達費は寄付額の3割以下」という国の基準を守るため、昨年は7キロ、今年は5キロと年々減っていた。
それでも、5月26日朝の受け付け開始から申し込みが相次いだ。用意した100俵分、5キロ入り換算で1050袋が6月1日には「完売」した。
締め切りは8月末の予定で3カ月も前倒しになった。そこで村は、さらに100俵を追加して、8月末まで受け付けることにした。担当者は「リピーターにお声がけしたことで初日に500袋以上の申し込みがあった。ここ数日はだいぶ落ち着いてきているので、あわてず申し込んでほしい」と話している。