米ワシントンを訪問中の石破茂首相は現地時間7日午前(日本時間8日未明)、ホワイトハウスでトランプ大統領と初の首脳会談に臨む。両首脳は強固な日米同盟の重要性と防衛協力の一層の拡大を確認し、経済分野でもAI(人工知能)の研究開発などで連携を強化する方針を打ち出す。両首脳は会談の成果をまとめた共同声明を発出し、「日米の黄金時代を築く」ことを宣言する。
トランプ氏の大統領就任後の外国首脳との会談は、イスラエルのネタニヤフ首相に続いて2人目。首脳会談では日米同盟を「インド太平洋地域における平和と安定のための礎」と位置づけ、米国の地域への関与と、日本が同盟国として応分の役割を果たすことを確認する。安全保障分野での連携強化のため、早期に外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を開催する方針も決める。首相はトランプ氏に対して早期の訪日を要請する。
共同声明には米国の日本防衛…