2022年2月のウクライナ全面侵攻後初となる米ロ首脳会談が15日、米アラスカ州で開かれる。ロシアの大統領が同州を訪問するのは今回が初めて。最大都市のアンカレジでは、空港や首脳会談の舞台となる米軍基地で厳戒態勢が敷かれ、急ごしらえの準備が進んだ。
会談を翌日に控えた14日夕には、街の中心部に数百人が集まって、プーチン大統領の訪問に反対するデモが開かれた。
参加者はウクライナ国旗や「アラスカはウクライナと共にある」「プーチンは戦争犯罪人だ」などと書かれたプラカードを掲げた。
参加したスザンナさん(50)は「ウクライナのゼレンスキー大統領が不在の会談には反対です。自分の国のことを決める場に、席を与えられるべきです」と話した。
市内の一角には、ロシアやウ…