アラブ諸国の国連大使らが14日、米ニューヨークの国連本部で、パレスチナ自治区ガザからの強制移住を拒否すると表明した。名指しは避けたが、ガザの全住民を域外に移住させるトランプ米大統領の案が念頭にあるとみられる。今月初めにアラブ諸国の外相らが同様の表明を行っているが、あらためてトランプ氏の提案に反対を示す格好となった。
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国連の「アラブ諸国」の代表はこの日、共同声明を発表。代表してクウェートのアルバナイ国連大使が記者団の前で、「アラブ諸国は、このような強制移住を断固として拒否する」と述べた。
占領地の住民の追放や移送は…