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北海道

 イオン北海道は2日、スーパー大手の西友から札幌市内の9店舗を10月に買収する契約を同社と結んだと発表した。取得額は170億円。イオン北海道は10月以降に店を承継し、店名を「イオン」や「マックスバリュ」などに変更して営業を続ける。9店舗の全従業員を引き継ぐ。承継後、北海道内から西友の名前が付いた店舗は姿を消す。

 9店舗は、中央区の旭ケ丘店、東区の元町北二十四条店、西区の西町店と宮の沢店、清田区の清田店、手稲区の手稲店、厚別区の厚別店、豊平区の平岸店と福住店。イオン北海道は現在、道内で170店舗を展開しており、これにイオンブランドに屋号を変えた西友の9店舗が加わる。

 西友は1975年に道内での店舗展開を始め、ピークには岩見沢市や滝川市を含め11店があった。

 イトーヨーカ堂も2月、道内の全店舗の閉店を発表したばかりだ。全国展開するスーパーチェーンの道内からの撤退が相次いでいる。(佐藤亜季)

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