イスラエル軍は20日、ガザ中部デイルアルバラの住民に退避命令を出した。これまでガザ北部や南部で大規模な地上作戦を展開してきたが、中部にも拡大する動きを見せており、人道状況の悪化が懸念されている。食料を求める住民が殺害される事例も続いており、国連機関が非難する声明を発表した。
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ロイター通信は21日、イスラエル軍の戦車がデイルアルバラの東部と南部に侵攻したと報じた。中東の衛星放送局アルジャジーラも同日、イスラエル軍が戦車や戦闘機などで周辺への攻撃を繰り返していると伝えた。
イスラエル軍トップのザミー…