イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃で、ガザ保健省は22日、南部ハンユニスで少なくとも73人が死亡し、270人以上が負傷したと発表した。軍はこれまで、付近を住民の安全な退避場所として「人道地区」に指定していたが、22日朝に避難命令を出していた。
軍は声明で、ハンユニス東部の「人道地区」について「この地域にとどまることは危険になった」と説明。イスラム組織ハマスが「民間人を人間の盾として利用している」と主張した。国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、新たな避難命令で「人道地区」の約15%が減少した。
避難命令後の攻撃について…