ベイルート近郊で2024年9月24日、イスラエル軍の空爆で破壊された車の近くに集まる人たち=ロイター

 イスラエル軍は24日、レバノンの首都ベイルートを空爆し、対立するイスラム教シーア派組織ヒズボラのミサイル・ロケット部隊の幹部を殺害したと発表した。ヒズボラも25日、同部隊の司令官が死亡したと認めた。AFP通信によると、レバノンのアビアド保健相は、イスラエル軍の23日の空爆で558人が死亡したと発表。同相の事務所は24日の空爆では6人が死亡したとしている。

  • イスラエルの大規模空爆、レバノンでその時何が 「安全な場所ない」

 イスラエルのガラント国防相は24日、「ヒズボラは、指揮系統、戦闘員、戦闘手段において一連の打撃を受けた。我々はさらなる攻撃を準備している」と語った。

 ヒズボラは同日のSNSへの投稿で、イスラエル北部の軍事基地などに数十発のロケット弾を発射したと主張した。イスラエル軍報道官は「約300発のロケット弾が発射され、民間人と兵士が負傷したが、大半が軽傷だった」と述べた。

 英国のスターマー首相は24…

共有
Exit mobile version