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イランとイスラエルからの邦人退避について説明する岩屋毅外相=2025年6月20日、外務省、加藤あず佐撮影

 外務省は26日、中東情勢の不安定化を受け、イランの首都テヘランから隣国のアゼルバイジャンの首都バクーに16人の日本人とその家族が退避したと発表した。陸路で移動し、26日朝(日本時間同日未明)に着いた。

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 外務省は19日以降、イランとイスラエルからバスを運行し、邦人らの退避を支援している。26日までに、イランからは3回の退避で計103人、イスラエルからは2回の退避で計25人が両国を離れた。

 外務省によると、26日現在、イランには約190人、イスラエルには約1千人の邦人がいる。これまでに邦人の被害は確認されていない。

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