2024年4月10日、ブリュッセルの欧州議会で記者会見する欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長=AP
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 イランがイスラエルに対してドローン(無人機)やミサイルを発射して攻撃したことを受けて、欧州連合(EU)や各国は報復に踏み切ったイランに対する非難や、地域の緊張の高まりに対する懸念を表明した。

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 EUのフォンデアライエン欧州委員長は14日、SNSへの投稿でイランによる攻撃を「正当化され得ない」と強く非難した。また、「すべての関係者はいま、さらなるエスカレーションを避けて、地域の安定を取り戻すように努めなければならない」と訴えた。

 英国のスナク首相は13日夜の声明で「無謀な攻撃を最大限の言葉で非難する」とし、「この攻撃は緊張をあおり、地域を不安定化させるリスクがある」と述べた。イランについて「再度、混乱の種をまく意図があることを示した」と強調。同盟国とともに事態の安定化に向けて取り組んでいるとし、「誰もこれ以上の流血を望んでいない」と訴えた。

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