イランがイスラエルに対してドローン(無人機)やミサイルを発射して攻撃したことを受けて、欧州連合(EU)や各国は報復に踏み切ったイランに対する非難や、地域の緊張の高まりに対する懸念を表明した。
- 【速報中】英国防省、空軍戦闘機を中東に追加派遣「緊張緩和のため」
- イランの報復防げなかった米国 弱腰批判のバイデン政権にまた難題
EUのフォンデアライエン欧州委員長は14日、SNSへの投稿でイランによる攻撃を「正当化され得ない」と強く非難した。また、「すべての関係者はいま、さらなるエスカレーションを避けて、地域の安定を取り戻すように努めなければならない」と訴えた。
英国のスナク首相は13日夜の声明で「無謀な攻撃を最大限の言葉で非難する」とし、「この攻撃は緊張をあおり、地域を不安定化させるリスクがある」と述べた。イランについて「再度、混乱の種をまく意図があることを示した」と強調。同盟国とともに事態の安定化に向けて取り組んでいるとし、「誰もこれ以上の流血を望んでいない」と訴えた。
中国「ガザでの衝突が波及している」
フランスのマクロン大統領も…