岩屋毅外相は17日の記者会見で、イラン全土に「退避勧告」を発出すると発表した。「事態は緊迫の度合いを深めており、邦人保護に最大限の緊張感を持って取り組む」と述べた。
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退避勧告は、4段階の危険情報のうち最も高い「レベル4」にあたる。外務省は同日、レベル4への引き上げを発表した。イランの在留邦人は同日時点で約280人。
岩屋氏は会見で「国外への退避手段も現在調整している」としたうえで「第三国との協力も検討している」と語った。外務省幹部によると、イランの空港が閉鎖されているため、陸路で周辺国へ退避する方法が検討されているという。
岩屋氏によると、16日には…
