月1回ほどのペースで開店し、日時や場所はインスタグラムのみで公開――。そんなかき氷店がひそかな人気を呼んでいる。
IT関連の仕事に携わる男性がつくる、「どこかのかき氷屋」という一風変わったかき氷店だ。
JR逗子駅(神奈川県逗子市)から徒歩10分ほどのビルにある「スナック松」。「さやかママ」ことリチャードソンさやかさんが営む、カウンター10席の小さなお店だ。
スナックが空いている昼間の時間帯を利用して、さやかママの知り合いのRyuさん(36)がかき氷を作り始めたのは昨年のことだ。
Ryuさんは埼玉県出身。本業はウェブエンジニアでホームページ製作などの仕事をしているが、調理師免許を持ち、かつて東京都内で飲食店を営んでいた経験がある。
子どもの頃から海の近くに住むのがあこがれで、2021年秋に逗子に越してきた。
インスタを見たさやかママが…
Ryuさんが活動していたイ…