多国籍合同軍事演習「スーパー・ガルーダ・シールド」の開会式が25日、ジャカルタで開かれた。インドネシア軍によると、米軍や自衛隊、オーストラリア軍などオブザーバー参加を含めて計18カ国が参加する見込み。作戦の互換性や兵力の相互運用性などを高める訓練が9月4日まで行われる。
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同演習は2007年に米軍とインドネシア軍の合同演習として始まり、22年から他国も参加している。インドネシア軍によると、今年は各国から計約6500人が参加。「多国籍間協力と相互運用性の強固さを象徴するものだ」としている。陸上自衛隊の武者利勝・水陸機動団長は「同志国との連携を高め合っていきたい」と話した。
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