2025年5月16日、アルバニアの首都ティラナで開かれた欧州政治共同体の首脳会議の会場に向かうウクライナのゼレンスキー大統領。代表撮影=ロイター

 ウクライナの代表団が16日、トルコ・イスタンブールで、3年ぶりとなるロシア代表団との直接協議を終えた。ウクライナはなぜ、協議に応じたのか。そして、何が話し合われたのか。

 ロシアによる全面侵攻が始まって、今月で3年3カ月となる。ウクライナの政権幹部がこの間、くり返し強調してきたフレーズがある。

 「ロシアは一つの言語しか理解しない。それは『力』だ」

 直近ではゼレンスキー大統領の最側近、イエルマーク大統領府長官が、13日に配信されたポリティコのインタビュー記事で使っていることが確認できる。

 16日にウクライナの代表団…

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