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エヌビディアのロゴ=2025年3月19日、サンノゼ、奈良部健撮影

 米半導体大手エヌビディアは27日、2025年5~7月期の売上高が前年同期比56%増の467億4300万ドル(約6兆8900億円)だったと発表した。純利益は59%増の264億2200万ドルで、いずれも四半期ベースで過去最高を更新した。米国の激化するAI(人工知能)開発競争が業績を押し上げた。一方で、トランプ米政権の輸出規制で成長市場の中国事業の先行きには不透明感が増している。

 エヌビディアは、AI半導体で世界シェア7割を占めるとされる。収益を支えるのは、グーグルやマイクロソフト、アマゾン、メタなど米IT大手によるAIインフラへの巨額投資だ。データセンター向け半導体の売上高が9割近くを占めた。

 8~10月期の見通しも、売上高が前年同期比54%増(540億ドル)、純利益が59%増(264億ドル)とAI特需が続くと見込む。ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は「今後5年でAI企業による投資額は最大4兆ドル(約580兆円)に上るだろう」と語った。

 ただ、米トランプ政権の輸出規制に翻弄されている中国向け販売は見通しに織り込まなかった。

 トランプ米政権は、中国が米…

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