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 プラスチックのもとになる化学製品のエチレンについて、エネオスは2028年春をめどに生産能力を半減する検討を始めたと26日発表した。需要の低迷を踏まえ、稼働率の引き上げと固定費の削減をめざす。

 エネオスは、エチレンの生産設備2基を川崎市のコンビナートに構えており、うち1基を停止する検討を始めた。停止すれば、エネオスの生産能力は現在の半分強にあたる年54万トンになる。

 業界全体の24年の国内生産…

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