オンラインカジノで賭けをしたとして、大阪府警は10日、プロ野球・オリックスの山岡泰輔投手(29)を単純賭博容疑で書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。
大阪府警、起訴は求めず
賭博への関与を球団を通じて府警に自ら申告したことなどを踏まえ、検察に起訴を求めない意見を付したという。
捜査関係者によると、送検容疑は2023年2月下旬、宮崎市内の宿泊施設でスマートフォンからカジノサイト「GGPoker」に接続し、ポーカーゲームで約2万7千円を賭けたというもの。
府警の調べに対し、山岡投手は容疑を認める一方、「違法だとは全く思っていなかった」などと述べたという。
また、オンラインカジノを始めた背景については「海外で実際にポーカーを体験して興味を持った」とし、「21年秋からの2年間で300万円ほどを費やした」などと説明したという。
ただ、府警は証拠類を精査す…