Z世代から大人世代まで男女問わずに楽しめて、ほぼすべての商品を自由に試すことができる体験型コスメ専門店「@cosme NAGOYA」が19日、名古屋市中村区のタカシマヤゲートタワーモールにオープンした。
「コスメのテーマパーク」とも呼ばれ、プチプラコスメからデパートコスメまで約500ブランドがそろう。
東京、大阪に続く東海地方初の旗艦店。これまでの店舗を移設し、売り場面積は約4倍の約810平方メートルに拡大された。月20万人の来場、年間30億円の売り上げを見込む。
名古屋限定で初めて導入されるのは、気になるコスメのサンプルを「ガチャガチャ」を回して手に入れるカプセルコスメコーナー。メイクからスキンケアまで15種類が毎月2万個限定で登場する。@cosmeのポイントで利用でき、同店の担当者は「新しいコスメとの出合いを遊び感覚で楽しんでほしい」とPRする。
東海3県のご当地ブランドコーナーも設置。三重県伊勢市で栽培された榊（さかき）を使用した保湿用シート「ルルルン」をはじめ、岐阜県の薬草をつかった生薬入浴剤、愛知県東栄町で採掘される化粧品原料「セリサイト」から生まれたファンデーションなどがそろう。伊勢市の会社が製造する「心と体の浄化」をテーマにしたコスメ「おいせさん」も。
店内には、大リーグ・ドジャースで活躍する大谷翔平選手がテレビCMをして人気になった商品など、美容への関心が高い男性にお薦めのコスメも充実している。
店長の稲垣和奏さんは「いろんなブランドの商品を試し、自分に合ったものを選んでほしい。ひんやりコスメや日焼け止めなど、夏の暑さ対策もお早めに」と話す。
